今朝も、屋根に霜が降りていましたが、9時過ぎには軒から水滴となって落ちていました。
今日は、Dannasanのミーティング終了を待ってから、歩きに行きました。
ピンクの季節になってきましたねぇ
春の装いです。
待ってましたー
まだまだ蕾があるようですが、遠くから見てもひときわ鮮やかな木です。
中学校のそばで見つけた鮮やかなピンクのお花。
さーて、なんというお花でしょうねぇ。
家に帰ってから調べてみました。
Hollyhocksだと思います。
日本語名では、タチアオイを指すようですが、英語名はもっと広い範囲で使われる名前のようです。
3.26マイル(約 5.25 Km)のお散歩でした。
***
田辺聖子著の「魚は水に 女は家に」を読みました。
最終ページに1979年に新潮社より単行本として刊行された、とありました。
でも巻末には、角川書店より昭和58年初版発行とありました。
昭和58年は・・・1983年ですって。
平成2年(1990年)16版発行だそうです。
ということは、7年で16版ということになるのね。
元号をまたぐと、年感覚が全く白紙になってしまいますわ
新潮社から角川文庫に移ったということになるようで、大人の事情があったのかしらね
結婚20年の主婦舟子が主人公で、姑の介護も終わり、娘と夫婦の生活が始まります。
しかし、夫は仕事人間、美味しい手料理さえ食べさせておけば満足、舟子と二人で出かけようなんて気もさらさらなし。
義妹夫婦の夫(夏雄)の浮気騒動も持ち上があり、仕事以外の面倒ごとには首を突っ込もうとしない夫の代わりに舟子が間に立つことになります。
舟子が、夏雄の浮気相手の兄(宇杉氏)と、彼らの関係についての話し合いなどをするうちに、宇杉氏と友情が芽生えていきます。
家庭のためだけに尽くしてきた舟子が外の世界に目を向け始め、おしゃれをしたり、友人と出かけたり、宇杉氏との会話を楽しんだり、第2の人生とでも言いましょうか、新たな世界を歩み出すようなお話しでした。
新たな世界、と言っても、宇杉氏と友情以上の関係になるわけではなく、最愛の夫があり、でも彼のためだけではない自分の時間を持ち始める、という感じでした。
読んでいて、まさに両親の世代のお話しのように思いました。
今の若い夫婦には、専業主婦が珍しいですよね。
私たち世代でも、専業主婦だった方たちは、子どもが育ったら働きに出る方が多いように思います。
女性たちの時間の使い方、生き方が活動的になってきているのでしょうね。
時代の変化を感じる作品でした。
田辺聖子さんは、大阪市生まれで2019年に91歳でお亡くなりになったそうです。
小説、エッセイ、古典の現代語訳など、幅広い執筆活動だったようです。
大阪市生まれと知って、納得
作品の中で、大阪弁での会話が小気味よく、生き生きとしていました。
残された作品は相当数おありになるようです。
また、彼女の作品との出会いに期待しています
今日は、Dannasanのミーティング終了を待ってから、歩きに行きました。
ピンクの季節になってきましたねぇ
春の装いです。
待ってましたー
まだまだ蕾があるようですが、遠くから見てもひときわ鮮やかな木です。
中学校のそばで見つけた鮮やかなピンクのお花。
さーて、なんというお花でしょうねぇ。
家に帰ってから調べてみました。
Hollyhocksだと思います。
日本語名では、タチアオイを指すようですが、英語名はもっと広い範囲で使われる名前のようです。
3.26マイル(約 5.25 Km)のお散歩でした。
***
田辺聖子著の「魚は水に 女は家に」を読みました。
最終ページに1979年に新潮社より単行本として刊行された、とありました。
でも巻末には、角川書店より昭和58年初版発行とありました。
昭和58年は・・・1983年ですって。
平成2年(1990年)16版発行だそうです。
ということは、7年で16版ということになるのね。
元号をまたぐと、年感覚が全く白紙になってしまいますわ
新潮社から角川文庫に移ったということになるようで、大人の事情があったのかしらね
結婚20年の主婦舟子が主人公で、姑の介護も終わり、娘と夫婦の生活が始まります。
しかし、夫は仕事人間、美味しい手料理さえ食べさせておけば満足、舟子と二人で出かけようなんて気もさらさらなし。
義妹夫婦の夫(夏雄)の浮気騒動も持ち上があり、仕事以外の面倒ごとには首を突っ込もうとしない夫の代わりに舟子が間に立つことになります。
舟子が、夏雄の浮気相手の兄(宇杉氏)と、彼らの関係についての話し合いなどをするうちに、宇杉氏と友情が芽生えていきます。
家庭のためだけに尽くしてきた舟子が外の世界に目を向け始め、おしゃれをしたり、友人と出かけたり、宇杉氏との会話を楽しんだり、第2の人生とでも言いましょうか、新たな世界を歩み出すようなお話しでした。
新たな世界、と言っても、宇杉氏と友情以上の関係になるわけではなく、最愛の夫があり、でも彼のためだけではない自分の時間を持ち始める、という感じでした。
読んでいて、まさに両親の世代のお話しのように思いました。
今の若い夫婦には、専業主婦が珍しいですよね。
私たち世代でも、専業主婦だった方たちは、子どもが育ったら働きに出る方が多いように思います。
女性たちの時間の使い方、生き方が活動的になってきているのでしょうね。
時代の変化を感じる作品でした。
田辺聖子さんは、大阪市生まれで2019年に91歳でお亡くなりになったそうです。
小説、エッセイ、古典の現代語訳など、幅広い執筆活動だったようです。
大阪市生まれと知って、納得
作品の中で、大阪弁での会話が小気味よく、生き生きとしていました。
残された作品は相当数おありになるようです。
また、彼女の作品との出会いに期待しています