帰省前から、Jouchanは、ポケモンゴーという、散歩をしながらポケモンを集める、というゲームにはまっています。
Bocchanに
「今頃
と言われつつも、
「この辺、レアポケモンがいっぱいいる
と、いそいそと散歩に出かけています。

午前中に、Jouchanも一緒に日本食スーパーにお買い物に行きました。
もちろん、ポケモン集めの楽しみもあるようでした。

スーパーには、まだあまりおせち物がそろっていなかったのですが、これから入荷でしょうか?

その足で立ち寄らせていただいた先で、かわいい植物をいただきました。

週に1回きりふきをかけるとよさそうです。
鉢の形もかわいいわ~
大事に育てます。
ありがとうございました

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友人からお借りした、藤沢周平著の「蟬しぐれ」を読みました。


巻末には、1991年第1刷、2001年第25刷、初出「山形新聞」夕刊 昭和61年より昭和62年、単行本 昭和63年 とありました。
昭和61年は・・・1986年です。
単行本の後の25刷ですか!
なかなかの人気ぶりですね。

初出が山形新聞ですよ
著者が山形県鶴岡ご出身の縁からでしょうか、山形新聞読者は一番にこの作品を読むことができたのですね。
なんて羨ましい

舞台は、海坂(うなさか)藩。
普請組組屋敷に住む、この物語の主人公、牧文四郎の淡い恋、剣術、跡目に絡むお家騒動に巻き込まれながら成長していく姿を描いた長編小説です。
読む手が止められず、夜更かしの連続でした。
思わずDannasanにも勧めてしまいました。
読み始めた彼も、夜更かしばかりしていましたわ

読後に調べてみましたら、この小説はとても愛されている作品のようで、作品紹介やあらすじ紹介を多く目にすることができました。

蟬しぐれ

こちらは、山形新聞のコラムです。
感じたこと、思ったことが語りつくされていて、もう何も言うことございません、って感じです。

海坂藩は、藤沢周平の作品によく出てくる架空の藩ですが、庄内藩がモデルになっていると言われているようです。

海坂藩

山形県米沢市出身の井上ひさしが書き起こした海坂藩の地図までありました。

海坂藩 地図

このサイトを見つけてふと見たら、’映画’とあるではありませんか。
映像化されていたの?と驚き、調べてみました。

2003年にNHKの時代劇シリーズでドラマ化されていました。
この時の主人公:牧文四郎は内野聖陽さん、ヒロインのお福は水野真紀さんだったようです。

時代劇シリーズ

2005年には映画化されていました。
主人公:牧文四郎は市川染五郎さん、ヒロインのお福は木村佳乃さんだったようです。
日本アカデミー賞では、優秀作品賞など賞を総なめだった模様。

映画 蟬しぐれ

なんとなんと、宝塚歌劇団、大阪松竹座、明治座などでも舞台作品となっていたようです。

友人が8冊の藤沢作品の本を貸してくださったときに
「この中に、好きな作品があるのよ。どれだかわかるかな~
とおっしゃっていましたが、この作品かしら?
かくいう私も、心に残る作品の一つになりましたもの
剣あり恋あり友情ありの、贅沢な一品でした