今朝は、屋根に霜が降りていました。
ここにきて、寒の戻りといった様相です。

今週は、ちょこちょこ雨が降るようです。

先週も、ちょいちょい雨を気にしながら過ごしたように思います。

昨日は、夕方にリサイクルごみ処理場の方面に散歩に行きました。
家で姿を消してしまったゼラニウムが、ここでは元気でした。
 
かわいいでしょ~~
って、およそのお花を自慢してますけれど
うちのお庭でしばらく楽しませてくれたこのお花は、実は、ここの歩道にポロリと落ちていた一茎を持ち帰って、チョンと挿していたら増えたものでした。
これと同じお花をお店で見つけたいのですが、これが結構難問なのです
もっと濃い色だったり、ふが入っていなかったり、全く同じお花ってなかなかないのよ
ひところは挿し木をして、4,5鉢あったのにねぇ。
地植えにしておけばよかった、と後悔です。

このGround coverのお花はひっそりとした色ですわ。

同じ種類でショッキングピンクはよく見かけますけれど、この色は好みです。

ネクタリンがじゃらんじゃらん!

こんな小さな木に、こんなにたくさんなってるわ!
ちょっと汗ばむような夕方でした。

今日はちょっと喉がチクチクしますが、熱もないので、花粉症再来でしょうねぇ
風邪ウイルスだと大変ですから、今日と明日はちょっと様子見で、家にじっとしていましょう。

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2021年に全12話で放送された「大正処女御伽話(タイシャウヲトメおとぎばなし)」を見ました。

大正処女御伽話(タイシャウヲトメおとぎばなし) 

2015年から2017年に連載された桐丘さなの漫画が原作となっているそうです。
原作はすでに完結しているようです。

舞台は大正後期。
事故で利き腕が不自由になり、実家から療養の名目で追い出されていた両家のお坊ちゃま珠彦(たまひこ)のもとに、夕月(ゆづき)がやってきたところから物語が始まります。

夕月は、珠彦の父に珠彦の嫁として買われ、一人で住む珠彦の元へやってきました。
厭世家の珠彦は、始めこそ夕月のことを煙たがっていましたが、夕月とともに暮らし、彼女のやさしさに触れるうちに生きる希望、彼女への思慕を募らせていきます。
夕月は、珠彦に出会ったときに感じた彼の心の奥の優しさを信じ、いつしか彼のことを恋い慕うようになっていきます。

二人の心が通じ合い、つかず離れずのキュンキュンの頃、関東大震災が襲い掛かります。
友人に会いに東京に出ていた夕月を探すため、珠彦は千葉から歩いて東京にたどり着きます。
焼け野原となった東京の街の中を、珠彦は必死の思いで夕月を探します。
奇跡的に二人が出会えたものの、夕月は意識不明となっていました。
夕月の意識が戻り、夕月の珠彦への思いの爆発で、二人の絆が深くなりました。

アニメでは、このあたりで終了となっていましたが原作では二人の結婚生活まで続くようです。

関東大震災辺りまでは原作漫画を読んだことがありました。
原作を読みつつ、アニメ化をうずうずと待っておりました。

アニメは必見でしょうと思っておりましたら、もう、ドツボでしたわ
関東大震災後の夕月を探す必死な珠彦、意識を取り戻した後の夕月の珠彦への思いのたけのシーンは、思わずホロリでした。

まさに大正ロマン、とでもいいましょうか。
二人の距離感の奥ゆかしさ、はにかみ、もじもじが、新鮮にさえ感じました。
久々の良質ロマンスでした