朝の内は雲が多かった空が、お昼近くなってスーッと晴れました。

気温も少し上がってきて、ポカポカ陽気です。

今日は、Dannasanのミーティング後に新興住宅地のほうへ行きました。
可愛い秋の飾り。

おどろおどろしいハロウィンの飾りは、姿を消してきましたわ。

売り出しの時にすでに植えられていたのかしら、あちらこちらの軒先にコケモモの木がありました。
 
実がなっているそばに、花もついていました。
花から実になる期間が短いのかしら?

木からブランコがぶら下がっている飛び石のチェックに行きました。

まだ飛び石は水没していませんでした。
ちゃぷちゃぷと、水の流れの音が心地よかったです。

地面に落ちたどんぐりが大きくてびっくり
 
こんなに大きな木ですもの、実も大きいわけですわ。

紅葉の木に、青い実がついていました。

好みを食べた鳥は青い鳥になるかしら
触ってみたら、小粒で少しぷよぷよしていました。
3.55マイル(約 5.71 Km)のお散歩でした。

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マーク=トウェイン作 吉田甲子太郎(よしだ きねたろう)訳の「ハックルベリー=フィンの冒険(上下)」を読みました。


巻末に、1976年初版、1998年改訂14刷とありました。
下巻の巻末の解説によりますと、「ハックルベリー=フィンの冒険」は、1884年に出版されたそうです。
そして、この子ども文庫は原作の完訳とありました。

「トム=ソーヤーの冒険」は、子どものいたずら心を余すところなく描いた作品だと思います。
トムの友人で家なしのハックを主人公にしたこちらの作品は、世の中を達観したような眼を持つハックの冒険譚です。
トムよりも現実的で、物事を一歩引いて観察し、着実に行動しているように感じました。

「トム=ソーヤーの冒険」は子どもの頃にも触れたことのある作品でしたが、「ハックルベリー=フィンの冒険」は、手に取ったことがありませんでした。
意外や意外、個人的には「ハックルベリー=フィンの冒険」のほうが面白かったと思いました。

お屋敷から逃げ出した黒人のジムと一緒に、いかだやカヌーでミシシッピ川を下っていく間の数々の出来事、冒険が語られていきます。
ジムとの友情の芽生えや、心の汚い大人との出会い、自然とのたたかいなど、どのエピソードも次はどうなるんだろう、と一緒になってドキドキわくわくしました。
最後にトムも登場します。
な~んとなく、トムの登場前のほうがお話しに勢いがあって引き込まれましたが、トムが登場したことでこの冒険譚の締めくくりができたのかな、などと思いました。

クラシックの域に入る作品かと思いますが、あの頃のアメリカを感じられる貴重な名作かもしれませんね