朝起きて窓を開けたら雲が一面に広がっていましたが、雲が晴れるのが速くて、9時過ぎには青空が広がっていました。


昨日の午後は、急にDannasanが何か月ぶりかでちょこっと会社に出勤しました。
わざわざミーティングをしに行ったようで、
「なんでオンラインじゃダメなんだかねぇ。」
と言いながら久々にまじめな格好をしていきました。
革靴もすっかりほこりをかぶっていたので、大慌てでブラシをかけてとりあえず体裁を整えましたわ

今日は、中学校の前からプライベート学校のほうを回りました。
ヒマワリが背の順に並んでいました。

同じ時に種をまいたのでしょうが、成長に差があるのは日当たりのせい?
3マイル(約 4.83 Km)のお散歩でした。

***

群ようこ著「びんぼう草」を読みました。


平成6年(1994年)発行、平成11年(1999年)23刷です。
じわじわと人気のある本のような感じです。

巻末の解説が内田春菊さんで、肩の力の抜けた文体がこの本の魅力を自然体で伝えているように感じました。
本編を読む前に解説を読んでみたら、睡眠前のゆるゆる読書にはちょうどよさそうでした。
(ホラーを読んだら大変だぁ、ですからね

郡さんの本はエッセイ集をいくつか読みましたが、小説集は目新しい気がしました。
普通の平凡な人々の日常を切り取ったような、7つの短編集でした。

7編の中で、読後もすっきりだったのは「おかめ日記」でした。
歯に衣着せない、毒舌ともいわれるカメヨばあさんが主人公で、悪徳商法の詐欺師を見事に追っ払ったくだりは、スカッとしました。
最後にくすっと笑える落ちがついていたのも、さわやかでした。

カメヨばあさんのようにありたいと思っても、小心者ですからなかなかね
物語の中の人々に言いたいことを言ってもらってすっきりするくらいが、ちょうどいいのかもしれませんね